電子書籍のどのあたりにコストがかかっているかがわかっていないのよね。専門書の棚の電子化があんまりで、紙の本の置き場所に困っている。
一回作ったら紙の電子書籍も自動で出力する機能があればいいのだろう。電子書籍を作る時に仕様について調べて、電書協の資料を見ていた。その時に感じたのが仕様が電子配信する会社で異なっていてるところがある。配信サイトごとに作る必要があるので、コストはかさみそうだな。この辺を自動化できないものかなとはおもう。
共通部分だけを取って電子書籍を作るとどうしてもレイアウトが味気なくなるな。
www.kotsulog.com
今あるソフトでも微妙に違うなと思うところがあったので、自分でEPUB作成プログラムを作ってみた。サイト作ってもあまり知名度ないので便乗だ。
github.com
デジタルコミック協議会のEPUBの問題点
キンドルの漫画ではパネルビューという機能がついてる。イーインク端末やファイアー端末で漫画をひらいてダブルタップすると拡大して表示される。その拡大時の移動方向を指定がデジタルコミック協議会EPUBに書いていなかった。そのパネルビューは キンドルパブリッシングガイドラインより。
<meta name="primary-writing-mode" content="horizontal-rl" />
rlとlr、horizontal、verticalの設定がある。
このmeta属性が干渉しなければ入れようと思う。
これらの設定がデジタルコミック協議会EPUBには含まれていない。
機能追加のロードマップ
- 閉じ方向を選択できるようにする。
- パネルビューを使えるように。
- 画像を見やすくする。広告をつけるかも。
綴じ方向の問題
右綴じの場合はこうする
<spine toc="ncxtoc" page-progression-direction="rtl">
本文で見開きにする場合、page-spread-rightの次にpage-spread-left
<itemref linear="yes" idref="p-001" properties="page-spread-right" />
<itemref linear="yes" idref="p-002" properties="page-spread-left" />
左綴じの場合は
<spine toc="ncxtoc" page-progression-direction="ltr">
本文で見開きにする場合、page-spread-leftの次にpage-spread-right
<itemref linear="yes" idref="p-001" properties="page-spread-left" />
<itemref linear="yes" idref="p-002" properties="page-spread-right" />
スマホ対応
html5+javascriptで作ったらスマホやタブレットで動くかと思ったが。アンドロイドだと複数ファイルの一括選択ができない。iosだとfilesaver.jsが動かない。アプリでやれってことなんだろう。cordovaを使えば、html5+javascriptをスマホアプリにできるだろうけど。
日本語のページでは見つからなかったので英語で参考にした所。
stackoverflow.com
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anond.hatelabo.jp