KDP(電子出版)のメモ 急急如律令

Amazon Kindleダイレクト・パブリッシングでの電子出版や電子書籍の作成販売について、文章やイラストの作成や編集方法について書いています。

KADOKAWA-EPUB 制作仕様について思うこと

 KADOKAWA-EPUB 制作仕様

http://kadokawa-epub.bookwalker.co.jp/home

 角川のEPUBの制作仕様が公開されたので覗いて見たんだけれど、この使用条件が明記されていないので。これをみて、CSSをつかって自分で作ったEPUBに使った場合どうなるのだろうか。

 例えば、角川仕様のEPUBを出力するようなプログラムを作ってもいいのだろうかと、中身を覗いてみるんだけれどどうなんだろう。

 基本は電書協ベースにwebkitでの表示を優先して作っているってことは、ソニーは後回しかな、ということは想像できる。

 ストアごとに別々のEPUBを作らないとまともに表示ができないことは、本を買う側は知らないことが多いので。なんで、いっぺんに販売しないんだとか、レイアウトがおかしいとか、目次が出ないとか、利用者側の苦情ばっかりが増えそう。

 各ストアは自分のストアに販売戦略として出そうとするので、フォーマットの統一は望めないから。本のデータの供給側が統一するしかないといったことなんだろう。