KDP(電子出版)のメモ 急急如律令

Amazon Kindleダイレクト・パブリッシングでの電子出版や電子書籍の作成販売について、文章やイラストの作成や編集方法について書いています。

ノートパソコンのCPUを交換してみた

 ちょっと最近パソコンが不調な気がするので買い換えるか部品を交換するかを迷って、部品を交換することにした。ノートパソコンの処理能力だけ上げたい場合にCPUだけを交換するひとがいる。故障部品がCPUのようだったのでCPUを交換した。セレロンからcore i5に変えた結果、液タブの絵を描くときの遅延が減っていろいろ早くなった感じがする。労力が見合ってないので、新しいPCを買った方が楽ではある。

 デスクトップパソコン(タワー型)のパーツを交換するのは普通だが、ノートパソコンのCPUを交換する人は余りいない。ノートパソコンのCPUは簡単に交換できる機種と、手間がかかる機種があり、また交換不能の機種もあって交換の難易度は高いので真似しないほうがいい。グラフィック処理に起因するような不具合が頻発していたので、原因はCPUと考えてCPUを交換してみるとあっさり治った。

 ノートパソコンに使われているCPUはこういうので、ヤフオクの方が安いかもしれない。

 

 

 最近は一体型デスクトップかノートパソコンしか電気屋で売られていないので、パーツの交換だけでもかなり手間がかかるのが多い。ノートパソコンのCPUの交換は対応している種類を探すのがデスクトップパソコンより難しく。タワー型デスクトップパソコンでは規格が合いさえすれば動くこともあるが、ノートパソコンの場合はBIOSがCPUを対応していないことがある。CPUを載せ替えても動かない場合があってそうすると交換は失敗だ。その上ノートパソコン用のCPUは市販していないので、オークションや中古で手に入れる必要がある。中古PCから抜き取ったものの他に、たまにES品が売られているけれどES品は手を出さないことにしている。ES品は壊れやすいとかエラーが出やすいと言われている。

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

 ノートパソコンの分解方法はマニュアルが公開されていないことがある。国内のメーカーはまず公開されていない。HDDやメモリの場合は蓋を開ければすぐに取り出すことができることが多い。CPUの場合はかなり深くまで分解する必要があり、途中でどうやって分解したのか忘れてしまう場合がある。「あれっ、ネジが余っちゃったテヘ」という感じになる。

 海外メーカーのノートパソコンは分解の説明書が載っているのでそれを参考に分解CPU交換をした。ついでにグリスの交換と、ファンの掃除などもした。

 グリスはCPUに塗って放熱しやすくする働きがあり、CPU交換時には塗り直すことが多い。

 

 

 

メリット

 ノートパソコンのCPUの交換が面倒なのになぜそんなことをするかというと。環境を一から構築するのが面倒。ノートパソコンを買う場合にCPUがi7になるとHDDが容量が大きくなって、いろいろなものをつけて値段が高くしてある。そこで下位機種のノートパソコンを買いCPUを交換すると、CPUだけが速いノートパソコンが欲しいときに安く買うことができる。

 ちなみに、パソコンの上位機種にはオフィスを入れるようになっていたり、フルHDディスプレイを採用していたりして価格が上がっている。

CPUの種類

 ノートパソコンや一体型PCのCPUの種類に、モバイル、ウルトラブック、core i、セレロンペンティアムATOM等がある。

 プロセッサの末尾にU, M, QM, MQ,HQなどの記号が付いていることがある。Uは低消費電力で性能が抑えられていて、Mはモバイル向けで。QMやMQ、HQはコア数が多くなっている。core i7でHQやMQが付いているのが一番高性能なはずだが、対応していない機種もある。ノートパソコンの同機種の上位版に使われているプロセッサを調べて、上位機種にあれば動く可能性があると考えられる。機種とCPUで検索して動いたと検索で見つかれば動く可能性があるし動かない場合もある。

 

f:id:kyukyunyorituryo:20170314232357j:plain

 

f:id:kyukyunyorituryo:20170314232443j:plain

 強化内

結局CPUを交換してどういう感じになったかというと。

以前 CPU:セレロン、メモリ:4G

以後 CPU:core i5、メモリ:4G×2のデュアルチャンネル

メモリのデュアルチャネルのやり方・効果について

core i5にしてから液タブでデュアルディスプレイにして600dpiのA4でかいても余り遅延を感じなくなった。今までセレロンを使っていたのが間違いだったのだろう。

core i5にしてはじめは速いと感じなかったが、電源プランを省電力からバランスや高パフォーマンスに変えると体感できるようになった。あと強化ができる所があればSSDに交換するぐらい。core i7ではなくてi5を選んだのはそこまで性能に必要を感じなかったから。

 交換する場合はリスクがあるので、失敗することも考量して遊ぶつもりでやってみてはどうでしょう。

 youtubeでCPU交換動画は結構あるよ。

www.youtube.com