一太郎の新バージョンが出たようなので使用してどんなもんかなということを試用版で確認してみた。どんな機能があるのかどうかはよくは知らないんだけれど、買うならば読み上げ機能とかがあったらいいなと思う。
EPUB出力機能は良くなっているのかどうかを調べてた。さて、wordと一太郎のどっちがいいかを考えて一太郎を試すことにしているが、ATOKが欲しいだけのような気もする。日本語入力支援ソフトの実力がそこまで精度がいいかわからないが、どのようなものになるだろう。
日本語入力支援ソフトIMEでウィンドウズだったら、GoogleIMEとかBaidu IMEというやっかいなソフトもあるな。
それでもATOKという安心感はだいぶ違う。GoogleIMEの場合は、最近の言葉がすぐ入力に反映されやすいが、ATOKの場合は候補機能や訂正機能が優秀だと思う。
一太郎
一太郎で使う機能として、文字校正機能を使うとウェブ上での文字校正するよりは作業ははかどりやすい。GoogleIMEよりは、使いやすいように感じている。そういうもんだろうと本来の機能ではなくある程度制限されている感じではあるが、値段ぐらいの価値はありそうに見える。
電子書籍の機能
一太郎にEPUB出力機能がついているのは機能一覧に紹介されている。正直のところどの程度の表現が電子書籍に対応しているのかがどうもわかりづらく感じる。
目次
一太郎の目次では、何も設定していないと初期設定で何かを目次にするようにされているので、「本文1」と目次が表示される。epubでは、目次がない電子書籍はよくないのでそうなっている。キンドルで買った本にもたまに目次が「本文1」になっていることがある。それは一太郎で作ったんだなとみればすぐにわかる目印になっている。
縦書き
電子書籍には横書き設定と縦書きがありそのほかに固定レイアウトもある。その電子書籍を一太郎で出力するときに設定をどのようにするのかが一見してよくわからないように感じた。縦書きの設定だが、表示を縦書きにするとEPUBに出力したときも縦書きに表示されるようになった。つまり、縦書きか横書きかの出力を切り替えるには、表示を変えるといいようだ。
データ管理
ほかに気になった点は一太郎では、編集内容と出力が同じなのでどこを編集したかがわかりづらい。見出しを指定したつもりじゃなかった部分にまで見出し設定されていると、epubに出力されてからしか気づかないだろう。
一太郎で出力するのはいいがjtdファイルとして保存されるので、一太郎を買わないと後々編集することができなくなるというのが問題かもしれない。
一太郎のファイル形式がよくわからないのでほかの形式にどのように変換するのかがわからない。たとえばルビをつけたとしてもほかのファイル形式に変換する場合に、どうすればいいかがわからなくなるだろう。
ルビ振り
ルビの振り方は、いろんな形式で使われているので相互に変換できれば使い勝手胃がいいだろう。たとえば、青空文庫形式で作っていたファイルを、一太郎に読み込ませようとするとき。青空文庫特有のルビの振り方がそのままでは一太郎が認識しない。それを変換することができるマクロがあった。
一太郎をインストールしたままではマクロの機能が隠されているので、見つけるのが苦労した。初期設定では、必要最低限の機能が見えるようになっているようだ。