液晶ペンタブレットを使った線画の練習にいい本がないかとみていると、色塗りに向いてそうな線画がいっぱい載っている本があったので絵を描いてみました。
最近は液晶ペンタブレットを使っているので、板タブの頃と比べて思ったところに線が引けないということは減ってきた。逆に場所をとるので絵を描くのにまとまった時間がないとやろうとする機会が減った感じではある。
動きのあるポーズの描き方 東方Project編 東方描技帖 (玄光社MOOK)
- 作者: kyachi,ゾウノセ
- 出版社/メーカー: 玄光社
- 発売日: 2015/05/11
- メディア: ムック
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kritaを使っているので以前描いたkritaの使い方の記事を見るとわかるかも。
この本の中の模写で東方プロジェクトの稗田阿求というキャラクターらしい。東方は縦スクロールシューティングゲームというぐらいの知識しかない。
kritaと液タブで描きました。 kritaでは、色塗りが賢いので線画をそれほどきっちり描かなくてもいいが、きれいめに描いてみた。
問題は線画をどのようにきれいに処理するか。線画をきれいに描くには、手ぶれ補正を入れるといいとか、ベクトルレイヤーで描くといいというようなことを描かれている。ベクトルレイヤーというのは、クリップスタジオペイントの機能としてあるが、kritaでもベクトルレイヤーはあるが線画としての機能はそういう目的に使っていない。
kritaの手ぶれ補正機能
ペンを選択したときに、ツールオプションから
- 平滑化なし
- 基本平滑化
- 重みづけ平滑化
- 安定化
の四つの手ぶれ補正があって、それぞれ別々に調整することができる。
たとえば、重みづけ平滑化では、筆圧の平滑化もできる。
問題は手ぶれ補正を強く入れすぎると、描いているときに遅延が大きくなってしまう。なので、必要の範囲内で平滑化することで、線がガタガタしないようになる。
問題は色塗りがどんな方法があるかということ。アニメ塗りや厚塗りなどの方法プラス
その前に線画抽出について
線画抽出とはスキャナーとかでスキャンしたときに、紙の部分が白くなっている。その部分を透明して、線画だけを取り込む処理のことをいう。
kritaでは、[フィルタ][色]-[色をアルファに]で、透明にしたい色をカラーピッカーで選択すると、選択した色が透明になる。