震源地に一番近い駅の光善寺駅から橋を渡って、茨木や高槻側の淀川堤防を歩いてどのくらい被害があるのかを見てきた。茨木市側が被害が大きいみたいだけれど残りの体力的に行くのをやめた。
見てきて思うのは被害が分かりづらい。震源地に近づけば被害が大きいのかなと始めは思っていたのだけれど。被害がある家が点在しているために、実際の状況がつかめにくかった。当たり前なのだけれど古い家が被害が多い。だけれど古い家なのにあまり被害がないのもある。新し目なのに被害がある場合もあってなんとも言えない。新しい家は外壁の工法が違うのでヒビが分かりづらいだけかもしれない。
震源地
グーグルマップで震源地になっている「N34.8 E135.6」と検索すると震源地がわかりやすい。北緯 34.8度、東経 135.6度
住宅地が近いのは、枚方でいうと光善寺。高槻は柱本団地あたりで田んぼが多くある。蜂屋乳業(株) 高槻工場付近が震源地のようで、そこまでは歩くのがしんどかったので行ってない。震源の高槻より茨木市のほうが住宅地が近く被害が出やすいのではないか思われる。
他の目的として、太陽光パネルの地震に対する影響はどうなんだろうという思いがあった。太陽光パネルで重量が増すことで耐震性に影響が出るという切り口で書かれている人がいたので。見てきた中で瓦が落ちていたり外壁が剥がれている家の中に太陽光パネルを設置しているところは見なかった。ただ、どれくらいちゃんと見れているのかがわからない。そもそも太陽光パネルを設置する家は比較的新しい家が多い。テレビのアンテナが倒れることで、瓦が損傷している家がいくつか見られた。
瓦がずれているが対処をしていないところも数多くあり点検することをおすすめしたい。
JPEA 太陽光発電協会 Japan Photovoltaic Energy Association
震災によって被害を受けた場合の太陽光発電システム取り扱い上の留意点
http://www.jpea.gr.jp/pdf/180619.pdf
地震と支援
地震の被害が少なかったというふうに言っている人がいるが、被害の把握はどうなんだろう。
- 瓦が落ちてい
- 壁が剥がれている
- 壁にヒビが入っている。
というのはポツポツ見かける。被害の写真を撮っては見たがブログに乗せるきはない。というのも建物は著作権的に問題がある。この写真は死蔵することになるだろう。
家が傾いている、半壊しているというのはあまり見ていない。なのでどこまでが支援の対象になるのだろうか。早く補修しないと雨が染み込んで内部が腐ってくるだろう。
ワールドカップの喧騒に紛れてなんとなく忘れられていくだろうと思われる。