広域停電した場合にどのような対策がされているのかが気になったのでまとめてみた。ブラックアウトは本で読んだことはあったが、実際に起こることがあるとは・・・。これは絶対に電力システムの教科書に載る事故だ。
電力中央研究所 北米停電事故のレポート
https://criepi.denken.or.jp/research/news/pdf/den398.pdf
北海道はこれに近いのかなと思って資料を読んでいた。ただ火力発電所の故障もあったのでこれよりやや悪化するのだろう。北海道の停電や電力不足は長期化すると思うので、何らかの対策は考えていたほうがいいかも。関西も一部はまだ停電はしているのだけど。ただ購入しても届くころには、停電が解消している可能性がある。
セイコーマート
セイコーマートの車から電源をとっていたのが話題になっていた。カーチャージャー インバーターというのを使っているのだろう。PHVだったらそのまま交流電源取り出せるものもあるかもしれない。
よくある問題点は正弦波交流が擬似正弦波や矩形波の場合がある。モーターとかコイルを使っているものは寿命が短くなったり、始動時の電力に足りない場合がある。
カーチャージャー インバーター
LPガス発電
北海道のプロパン屋の弟よりプロパン自家発電の様子が送られてきて、オール電化普及に対する強烈なアンチテーゼを感じる pic.twitter.com/N8HHjLnqXS
— ちみを (@chimiwo) September 6, 2018
仕様を見ているとあまりもたないか。
電動アシスト自転車のバッテリーを使って電源をとれないかという話。メーカーは目的外使用は勧められないだろう。
ですね。
— West (@West_Rriver) September 6, 2018
自作はムズいのと、メーカーによって電圧とかコネクタが異なる様なので、充電ケーブルを自転車のオプションで販売して欲しいです。
- 泊原発には燃料が装荷されていない。
- 使用済み核燃料の冷却のための外部電源が停止した。
- 非常用電源が可動して冷却した。
- 外部電源が復旧した。
泊原発を可動していたら広域停電をしていたかどうか。正直わからないというのが本当のところ。つられて泊原発が停止すれば冷却の問題が出てくる。
本州との連携を強化すればと思ったがその工事をしているらしい。火力発電を増やして分散化も考えたが今建設中らしい。いろいろ対策はしているが間に合ってなかった。
さて泊原発200万kWがオンラインなら全域停電に至らなかったか連ツイで再度検討してみる。どうも皆、予備力という言葉を勘違いしている気がするんだ。
— らすなまず (@rassvet) September 6, 2018
どちらにしても泊原発は安全が確認されていないので動かすことができない。
停電するとメガソーラーは動かない。ただ、需要場所と隣接していて、系統と切り離せる場合では自立運転しているところもあるかもしれない。
基本的に系統に合わせて発電するので、系統に電気が流れていないと動かしてはいけない。
自立運転機能がある家に乗せるソーラーは動く。
バッテリー充電機能があるソーラー発電なら夜でも動くが、コストの問題で設置しない場合が多い。