311と911がでてくるエネルギー関係の本。療法をエネルギーという視点で見るとまた違って見えるだろう。ただ、エネルギーが主体かと思えば、だいぶ脇道にそれて、無理やり文字数を増やしている感じがする。予想外があったのは全個体電池だったりするのだろうか。
311について序盤に書かれている。原発への不信からLNGの高騰、シェールガスによる天然ガスの下落。そして、アメリカが資源国化する。
石油がとれるゆえにそのほかの産業が成り立たない。石油にかかわったほうが儲かるので、そっちに吸われていく。石油の価格が上がれば分配するよう圧力がかかり、価格が下がれば崩壊する。
ガス、電力、原子力
上巻はアメリカのメルトダウン、ソ連のチェルノブイリについて書かれた。
水力、太陽光、風力、洋上風力
燃料
自動車
ハイブリッド、プラグインハイブリッド、EV
電池
911のアメリカの考え方がどうなのかと思って映画も見た。カウボーイがアメリカ一のスナイパーになる話とその後の苦悩と…。
資源国の中東では奪われているという意識が強い。資源があるために他国からの干渉によって国のあり方が歪んでいる感じがある。