KDP(電子出版)のメモ 急急如律令

Amazon Kindleダイレクト・パブリッシングでの電子出版や電子書籍の作成販売について、文章やイラストの作成や編集方法について書いています。

「行き先はきくな」を読んだ

 引き続いて「このセルフパブリッシングがすごい! 2019年版」から読んでいく。

99nyorituryo.hatenablog.com

 

  全体的に目次がオヤジギャクであった。別にオヤジギャグが悪くはないのだが目立っていた。小説の進め方は多視点の切り替わりで進んでいくのが特徴的である。初めの方で何人もの視点が切り替わるのであまり物語が進んでいる感じがしない。中盤以降に修練していくのでそういったことは減っていく。この支店切り替えはやや展開に脳が疲れている気はする。けれど、これはこの本の特徴でしょうから。

 菊名って地名あるんですね、よく知らないんですが。

 物語としては、友人を尋ねる先でタクシーに乗るとキャリーバッグを奪われてどこかわからないところに置き去りにされる主人公。そして歩いていきながらであった人の問題を解決していく。ただ、多視点なのでてくる人の細かい事情だとかがあって、謎な行動が裏の事情がある事がわかる。もう少し見せ方の順番が違ったら謎解き感があったのかと思った。

行き先はきくな

行き先はきくな