終末論的な記事がヤフーニュースで拡散されている、もちろん嘘ニュースである。それだけなら笑い事ですむのだけど、全国紙も追随しだした。その後日本語に訳された記事でも専門家の内容が増えてきた。
3週間経ってもアマゾン雨林の火災がおさまらない。
— Buruzon Chiemi (@buruzon333) August 21, 2019
地球全体の約20%の酸素がここから出されている。
直接的に、今すぐ私たちに影響はないかもしれないが、
間接的に、必ず、地球全体に、影響を及ぼす災害だ。 pic.twitter.com/sAWXWExjJn
ブルゾンちえみなどの芸能人の 56.6万 フォロワーでオックスフォード大学の生態系科学の教授が3,275 フォロワー。専門家の情報拡散力は弱いな。
日本報道検証機構が解散したようです。誤報に対するファクトチェックが叫ばれていた。ただ、私が見たときはファクトチェックは機能していないように感じた。というのも専門家がいないからというのが大きいのでは。そもそもファクトチェックが一定の収益やアクセスが専門家に聞きに行ったり雇用したりは可能ではないのだろう。
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/amazon-photos
嘘ニューは儲かるのだろう、刺激的なタイトルをどう作るを手段として存在している。日本でもPVが多いサイトのヤフーでもニュースとして嘘ニュースを流しているが訂正されることはまずない。下のタイトル、酸素を供給しているのところがなくなればいかにも窒息しそうな表現である。もともとは、環境保護団体の募金稼ぎのために大げさな表現である。
問題として考えられるのは嘘ニュースの訂正記事は当たり前過ぎて読まれない。刺激的なタイトルにはならない。