大規模停電のたびに書いている気がするが、 あんまり見ている人がすくない気がするので気にせず書いておく。電気主任技術者の資格を持ってたりするのだが、素人の適当な記事やツイートが気になることがあるが訂正しに行くほど活動的でもない。言うほど知識があるわけでもないこともあるのだがあ。
台風の動きからして、千葉がヤバそうだなと思っていたのだが、思った以上に停電からの復旧が長引いている印象である。鉄塔が治れば復旧するのかなと思っていたが、電柱が倒れていたり木に絡まったりしているようで、なかなか時間がかかるものだなと感じている。大抵は風速40m/sを上限にして設計されているのでそれを超えれば、電柱や鉄塔などは倒れてしまう。
停電対策といえば、非常用発電機があるが燃料がなければ動かないので、時間が経つたびだんだん動かなくなっていく。そうしたときやはり自然エネルギーを利用した場合は、晴れたり風が吹いたり雨が降ったりすれば発電し、燃料がいらないというのが強みになっている。水力も川があれば発電するので利用がアレばいいのだろうけど、あまり普及しているとも言えない。
安いがある程度の電源供給方法
がないかと思案することがある。ソーラーチャージャーでスマホの充電している人がいたりします。家電製品が動く程度の出力があるかは疑問だけれども無いよりはマシなんだろう。
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扇風機は交流電源が多いので、直流電源が利用可能な空調服なんかで暑さをしのげればそれでいいのかもしれない。
北海道の停電時も書いたがソーラーパネルでの対応や、自動車での電力供給が多いようだ。
電気はいろいろなところで使われてあるのが当たり前な感じで使われているのだけど、正直途切れた場合についてはあまり考えられていないように感じてる。非常用電源も燃料が切れたら終わりみたいな設備が多いよな。どうにかしてっと言われても、予め用意しているものでしか使えないわけで。停電をあまり経験しない分だけその部分にかける予算が減っていっているように感じている。太陽光パネルとリチウムイオン電池を非常用電源として切り替えていくと長期間の停電にはいいと思うのだけど。もともと12時間以上の停電は思考の外に置かれている気がする。それだけ電気に対する信頼が過剰だったのだろうと思うが。
ハイブリッド自動車から電源供給するのを考えても、燃料となるガソリンが必要で供給が滞れば不可能になる。それは発電機でも同じだったりするが、こうも立て続けにどうして、大規模な停電が起きるものだろうか。普通数十年に一度ぐらいじゃないのかな。
電力会社は停電に対する対策を行っているはずだが、大阪の台風の停電、北海道の全系崩壊に続いてこれだからな。あまり電気に対する信頼を待たずに対策したほうがいいのかもしれない。
以前であれば、ソーラーパネルを設置して売電しながら、停電したときに自立運転に切り替えることで電気製品が使えるといっていた。ソーラーパネルに対する批判が多くなってから、普及があまり進まなくなってきている。
ちょっとした扇風機やスマホ、ネットの電力を補う程度ならばそれだけの支出ならばそれほど高価にならないのではと考えている。
例えばこのツイートのように。
弟が、3万で買ったソーラーパネル。そんなの邪魔だと思ってたけど、今、充電、無線LAN、扇風機をまかなっている。必要な日が来るとは…(ーー;) #館山市 pic.twitter.com/7fyLtjWaCa
— 清水 (@appleios20) September 10, 2019
もう少し知識がない人でも使えるような刺すだけで使える感じのものもある。ただ、suaokiは会社の所在地が書かれていないので、発火などの故障があっても保証はなさそうだなと考えている。日本の電気関連の法規を考えるなら燃えにくい素材を使った場所に置くべきなのだろう。普通の電気設備はメタクラ(金属で覆われた箱)に置かれていることが多い。
youtuberで太陽光パネルを使った、屋外での電源利用の動画があったりする。この人は元電気工事士らしいし。
MPPT対応の商品を使うと発電量が大きい、MPPTって何かというと太陽光パネルの電気をできるだけ最大効率で取り出すような制御方法。こういう商品があるが、寿命はどのくらいなのかが疑問には思っている。レビューでもあるが数ヶ月で使えなくなったというものもある。原因がリチウムイオン電池をほっておいたことによる急速な劣化にあるのかもしれない。リチウムイオン電池は電池が空っぽのままに頬って奥手寿命が短くなってしまう。60%ぐらいの充電した状態が一番寿命が長くなると言われている。
接続コネクターが抜き差しに耐えられるようんものではない可能性がある。
MC4という規格があって、太陽光パネルの標準できたコネクタが使われている。MC4と書かれたパネルなら指せるので、専用のパネルじゃなくてもいい。MC4というのは繋ぎっぱなしを想定して作られているので抜き差しを繰り返しに耐えられるのだろうかという疑問がある。
家に太陽光発電を設置した場合に昼間なら電気製品が使えるのを知らない人がいる。自立運転に切り替えたら使える場合もある。エアコンの室内機みたいなパワーコンディショナーで実利運転に切り替えるっものがある。メーカーによって切り替えの方法が違っていてややこしいのだが。メーカーごとに切替
方法が下のサイトに乗っている。
太陽光発電されてる方、自立運転に切り替えて、太陽光発電のパネルから直接電気を取ることが出来ます。
— kuron6977 (@kuron69771) September 9, 2019
ウチは、冷蔵庫と扇風機を1台、回せました。クーラーは無理です。
詳しい方法は、太陽光発電のメーカーに問い合わせて、聞いてみて下さい。
東電よりも電話は繋がるはず。#千葉#停電 pic.twitter.com/IVujs1TakA
太陽光発電設備でも電力会社の送電線が停電している場合に電気が送れないので一般に開放している場合もある。電力会社よりも太陽光発電会社のほうが設備としての信頼性が高い場合がある。単純に送電線が台風に弱すぎるだけなのかもしれない。
支援情報
— ショウエーハウス (@shouei_house) September 10, 2019
富津、君津、木更津、袖ヶ浦にお住まいの方へ
株式会社サンエー発電所にて電気開放しております。
停電期間中、ご自由に携帯充電などご使用下さい。
※太陽光発電の為日照がでていないと不安定です。
住所 富津市下飯野1533-3
拡散お願い致します。 pic.twitter.com/OGRQgEGFOC
メガソーラーが災害時に使えないという人がいるが、法律で使えないように規制されている。なので使えるように法律なり制度なりを変えればいいのではとしか思わない。