少しづつ電書協ガイドに沿った変更を加えています。だんだん電書協での記述に近づいてきたように思うがどこまですればいいかは悩むところ。
toc.ncxを削除
EPUB2の互換のために入れていたのだが、だんだん手間になってきました。戻そうと思えば戻せるようにはしている。
ディレクトリ構造
ディレクトリ構造を電書協に合わせました。ただ、navigation-documents.xhtmlだけはnav.xhtmlにしています。長すぎてstandard.opfでものすごく邪魔になるファイル名なんだ。
root フォルダ
├ mimetype
├ META-INF フォルダ
│ └ container.xml
└ item フォルダ
├ standard.opf
├ navigation-documents.xhtml
├ image フォルダ
├ style フォルダ
└ xhtml フォルダ
guideタグの削除
standard.opfにguideタグがあったのを削除しました。電書協では使われていないようなので。
standard.opfの書き順を電書協に合わせた
電書協ガイドと突き合わせながら確認するために、表示の順番などをいじりました。比較しながら書かないと必ず見落としが増えそうです。
固定レイアウトのテンプレートを電書協に入れ替え
固定レイアウトのテンプレートを比較するのが面倒になってきたのでそのまま使うようにかえました。これで差分が取りやすくなったと思う。同様にカバーページも入れ替えました。
メタタグの記述を減らしました。
著者名や出版社名などで、電書協ではmetaではなく、dc:creatorで指定したので減らしました。
<dc:creator id="creator">${creator}</dc:creator>
<meta refines="#creator" property="dcterms:creator">${creator}</meta>
original-resolutionを追加
original-resolutionは漫画などの固定レイアウトをKindleで表示するための指定です。電書協では指定がないのに問題なく変換できるが、AozoraEpub3では変換に失敗するためにしょうがなく入れています。原因を特定したら削除したい。
<meta name="original-resolution" content="${coverImage.Width}x${coverImage.Height}"/>
prefixを固定レイアウトとリフローレイアウトで切り替え
固定レイアウトとリフローレイアウトではprefixの書き方も違うようなので、変わるように指定した。
固定レイアウト用
prefix="rendition: http://www.idpf.org/vocab/rendition/#
ebpaj: http://www.ebpaj.jp/"
リフローレイアウト用
prefix="ebpaj: http://www.ebpaj.jp/"