この記事がだめなのか、トヨタに電気工学を勉強したことがある人がいないのかがきになっている。
太陽光発電で、昼間の電力が余って発電量を制限しているのが話題になってからだいぶたっていますが。こういう主張を流しているのがトヨタの社長というのが笑えない。ポジショントークなら良いのだけど。現状夏のピークより、冬の夕方のピークのほうが懸念事項だと思うが。
夏の電力、使用のピークのときに全部EV車であった場合は、電力不足。解消には発電能力を10~15%増やさないといけません。
この10~15%というのは実際どんなレベルかというと、原発でプラス10基、火力発電であればプラス20基必要な規模ですよということをご理解いただきたいと思います。
夏のピーク時の電力供給は、10%以上が余っている。電力需要は年々減少していて、その原因は省エネによるもの。そのうえ今年はコロナで電力需要が減ったので更に下がったのでは。
2019年度冬季の電力需給実績の振り返り及び2020年度夏季の電力需給見通し・対策について(PDF形式:2,432KB)
https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200527001/20200527001-1.pdf
充電器の設置や急速充電器のコストは10倍ぐらいふっかけている。大半が工事費、エアコンやIHみたいに工事が頻繁になれば20分の一ぐらいになると思う。
火力発電の最新ので60%と言っていたが、車で熱効率を含めるなら。比較すべきは、コージェネレーションシステムの約75~80%だろう。そうすると全然車の効率は低くなる。車の熱効率でついでにいうと、夏の都市部のヒートアイランド現象の原因の多くは車による排熱。なので、エンジンから電気自動車に切り替えるとヒートアイランド現象の低減するのでは。
例えば、家から一番近い発電所はと聞かれたら。近くの太陽光パネルがあればそこになる、そこから電気が来ているとすれば。送電線を使っている経路で一番短くなる。
火力発電所は東京湾にもあるので需要地に近いと言えるかも。ただ、原子力発電の場合は、福島、新潟から送ってきているので送電経路が長くなる。それなのに宅送料が、太陽光発電のほうがたくさんとっているのが気になっている。