キンドルがMathMLに対応したのでこちらを読んだほうがいいと思います。
電子書籍と数式
電子書籍で数式の扱いについて考えていました。前やった時に、「色を反転させたら見えなくなるよね」とか、「文字の大きさを変えても大きくならないよね」とか、「なんか色が薄いよね」というようなことを問題点としてあげられていました。アメリカのキンドルの本ではできているんだからやってみようという感じでして。技術的にはどういうことをやっているかどうかは予想はできるのだけれど実際にそれをやろうとすると面倒な感じがするやり方しか思いつかないものがあってね。自動化できればいいんだろうけれど、方向性が見えないことにはツールはできないので、作ってみることにする。
PNGかSVGか
SVGでは画像SVGとフォントを利用したSVGがあるようですが、数式の場合はどのような方法が適しているのかよくわからない。だから、数式をPNGに出力してからSVGに変換という工程にするので文字情報は欠落するだろう。PNGでは透過PNGを利用する方法で、外字埋め込みを利用しているのはあったので、そういうやり方をしてもいいのかも。
これらをするのに必要な知識はなんだろうかを考えてみると。html、css、EPUB、kindle、SVG、画像編集、数式、必要な知識が多すぎてあまりチャレンジする人が少ないんじゃないかな。
数式の入力
手書きの数式をLaTeXにしてくれるツールを使ってTeX形式にする。ペンタブレットがあるので入力自体は簡単な割に精度が高く認識してくれました。
LaTeXを画像に
TeX形式で入力した数式を画像にしてくれるサイトで利用してみることにする。
画像をSVGに変換
PNGをさらにSVGに変換する。ただ、画像SVGでSVGにするときにフォントもつければ綺麗に表示することはできるだろうが、EPUB化するときにフォントを入れるのが面倒だし。またフォントライセンスについてもわからないのでお手軽に画像SVGでいいのではないかと考えている。
ほぼウェブだけで完結するようにしています。オフラインでやる場合はtex2imgを使えばいいだろうと思います。
texのインストールは時間がかかるのでちょっとしたことをするには面倒な感じがするので、オンラインツールを利用しました。
次にやることは
とりあえず何を電子書籍化するかを決めねばならない。
電子書籍化する内容を決める
青空文庫みたいなパブリックドメインの数学の電子データがあれば、実際にEPUB化して読みやすくなるための調整がやりやすい。だけれどもすぐには思いつかないので自分で考えつくものを適当に書いてみようと思う。
内容はモーターの数式を説明しようかなと思う。小学生でも習うことだし大学生でも習うので数式はいろいろ試せるだろう。
小学生でやるモータだが、磁気による吸引と反発みたいに書いている本が多くある。高校に入るとフレミングの法則が出てくる。科学というのはどうも、小学生にはわかる範囲内で、ごまかして教えるような部分が多くある。小学生でも知っていることだろうというようなことを言う人がいるが、小学生には小学生がわかる範囲のことを教えているので別にか科学的に正確な説明をしているわけではない。この分野で思うことはわからないから小学生レベルの本を読む人がいて、その本は説明しきれないのでむにゃむにゃと口を濁している。なので読んでもわかった気にならない。
ファラデーの電磁誘導の法則
はてなの数式表示機能を試しているので表示されないかもしれない。
E=-ndΦ/dt
[tex:{ \displaystyle
E=-n\dfrac {d\phi } {dt}
}]
設定:mathptmxフォント サイズ36 透過PNG
[tex:{ \displaystyle
d \psi=Blvdt
d\phi =Bndtl
E=Bvl
}]
[tex:{ \displaystyle
\psi =nBS\cos \theta
psi =nBS\cos \omega t
e =-\dfrac {d\psi } {dt}
}]
参考
回転の角度によって鎖交する時速が変化するので、sinθをかける。
誘導起電力の大きさは磁束の変化に比例し、磁束の変化を妨げる方向に発生する。
6.4.1.2 磁場を横切る導線 ■わかりやすい高校物理の部屋■
電験問題「発電機と電動機の原理(1)」 | 音声付き電気技術解説講座 | 公益社団法人 日本電気技術者協会
まだ続く