本の表紙の作成
本の表紙を何冊か作りました。別にいい本の表紙が描ける人間ではないが、私なりの本の表紙の考え方を書いておきます。φ(`д´)メモメモ...
まず、写真にするのか、イラストなのかというのを決める。必要な物を適当に考える。
原題がThe book of teaでそれを和訳したのが青空文庫でありましたので、その表紙を考えていきます。英語のタイトルと日本語のタイトルを入れようと考えています。
とりあえず、茶碗と抹茶がイメージが浮かぶ。畳を入れるか、茶室を描くかというのを考えていました。
初めのイメージはこんな感じ。
素材を探す
「フリー素材 茶道」で検索して出てきた画像をつかいたいなと思った。
ゆんフリー写真素材集 : No. 8294 お抹茶 [日本 / 福島]
利用条件を見るとコピーライトを表示してリンクを貼ろうというように書かれています。
Photo by (c)Tomo.Yun ゆんフリー写真素材集
もっと単純なライセンス表記が要らないものだともっと簡単になるだろうと思う。まぁ、それでも使った写真とかイラストはどれを使ったのかはメモしていたほうがいい。
茶道の道具のイラスト「茶碗・茶筅・棗・茶杓」: 無料イラスト かわいいフリー素材集
こういうイラストを使ってもいい。
表紙なので文字を入れなければならない、「タイトル」と「著者名」出版社名、シリーズ名、ロゴ、巻数、宣伝文句などを入れることもあるかも。
文字を入れるなら、フォントを選ぶ。
フォントを選ぶ
「書道フォントなんかができればこの本にあってそうだな」というのを決める。紙の本ならば、台紙のようなものがあるけれど、電子書籍なので台紙も素材を考える必要がある。そのために背景素材として和紙を考えてみる。
フォントフリーというサイトで、フォントを探してみる。
衡山毛筆フォント | 日本語フォント投稿サイト - フォントフリー
毛筆で書道っぽフォントのようなのを見つけたので、ダウンロード。
文字を入れる
原色系の色を使うとなんというか安っぽく見えることがあります。なので、配色ツールを使ったりします。前に書いた。
原色を使った痛い色の配色を整える - KDPのメモ 急急如律令
ソフトウェアを選ぶ
ここでは、フリー素材だけではなくフリーウェアでもつくろうと考えいています。
などを考えています。
用紙を考える
用紙を考えるのは、電子書籍でも本っぽさを出さないと本だと思ってくれないかもしれない。なので、一番下のレイヤーや背景は紙っぽいものにしたほうがそれっぽくみえるようになる。
用紙は紙のテクスチャをweb上で探したり、そのへんにある紙をデジカメで撮るなどをすれば楽だろう。
フリーテクスチャ素材館/畳のテクスチャ素材01(PHOTO)
畳を背景にしてみました。
フリーテクスチャ素材館/和紙02・フリーテクスチャ(PHOTO)
用紙素材に和紙
レイヤーの合成
レイヤー数を増やすほど質感がでて存在感を感じると思うが作るのに時間がかかる。マウスでするかペンタブを使うか使わないかというのも基準として考えている。図形を編集するだけだと、ペンタブは必要ない。イラストを書くには必要かと思う。紙に書いたのをスキャンしたり、カメラで撮って、マウスでペジェ曲線にすれば要らない。
全部のパターンについて書いてみる。
レイヤーの階層
一番下 用紙
2番め 写真、イラスト
3番目 カラーフィルター、テクスチャー,調整レイヤー
一番上 文字
パーツごとにレイヤーがある場合はラスタライズしてから統合する場合もある。
レイヤーの合成
合成はGIMPでやることにしている。というのもGIMP以外では、レイヤーが把握しづらいのが問題となる。フリーウェアの中では合成モードが豊富に感じる。
完成
一番下に和紙のレイヤーを入れ
二番目に真ん中のイラストを入れました。
3番目に 畳のテクスチャをガウスぼかし、 合成モード:乗算、不透明度60%にしました。
4番目に文字 衡山毛筆フォントを使いました。不透明度90%にして文字を少しなじませた。
作った電子書籍は下のところにおいています。
更に追加した内容が、電子書籍になりました。