KDP(電子出版)のメモ 急急如律令

Amazon Kindleダイレクト・パブリッシングでの電子出版や電子書籍の作成販売について、文章やイラストの作成や編集方法について書いています。

アメリカアマゾンでキンドル本を出してみた、写真集のEPUBを作るときのいろいろ

 カメラを買い替えたかったので、アメリカアマゾンの方で写真集を出して、儲かったらいいなと思ったので、出してみた。写真が売れたら写真を取るためのカメラを買える日は来るのだろうか。

 KDPのページで本の言語を英語にすると主な販売ページでamazon.comを選べる。その結果amazon.comをメインにすると売上は増えるのかどうかを確認したかった。そもそも販売できるのかを試した結果、販売はできた。そこで気になるのが、日本語の本を出しても

 今回作ったEPUBはFixedEpub3JSで作ったものを、sigilで手動で修正している。もっと写真集に向いたEPUBを作るアプリを作れれば需要があるのかもしれない。だけど、写真に向いたEPUBの設定が固まっていないので作れるかはわからない。

 

 言語設定を英語にしたEPUBも下記サイトから作れます。

kyukyunyorituryo.github.io

日本以外で売る場合は、税に関する情報を書かないと税金が取られるとかなんとか。

 

 写真集に向いたEPUBの形式はKADOKAWA-EPUBをベースに設定を詰めて、キンドルで出せた。ただ、画像が再圧縮されてファイルサイズが5分の1ほどになった。

 

 キンドルで本を売るのが増えてきた感じがしている。それだけではなく、グラビアアイドルが自分でキンドルで販売するのも目にしている。今までだとただjpgなどをzipで圧縮したものをboothなどで販売しているのをみた。キンドルで写真集を作るときにキンドルコミッククリエイターを使っているのが少し気になる。

 一時期、キンドルランキングで一位だった、今見ると上位を維持している。今のキンドルランキングで上位だと何冊売れているのだろうか。一日大体1000冊以上は売れていると思うのだけど。グラビア写真を自分で撮って売ればかなり収益が出るのではと思っていたのだが。

 

 

 使い方の本を書いたので人のことは言えないのだけど。キンドルコミッククリエイターはだんだん現在の仕様に合わなくなっている気がする。

 

メリットは

  • 公式ツールで無料なこと。

デメリットは

  • 画像が再圧縮されるので画質が悪くなる。
  • キンドル以外では売れない。
  • バグが放置されていること。

 

 EPUBで写真集を作るときの問題点は、マニュアルが整備されていないので、どこでも売れるEPUBを作れるかがわからない。マンガ向けのEPUBの作り方はかなり事細かく書かれているので作れたが。