改造版AozoraEpub3のギットハブアカウントで欲しい物リストを公開していたら、プレゼントが届きました。ありがとうございます。名前は多分公開したらダメそうだったので書かないでおきます。
AozoraEpub3はもともとの開発者がいなくなってから、だんだん時代に合わない部分が大きくなっていて。例えば、オラクルJAVA8ベースで作られていたのでOpenJDKで動かない部分ができていたり。EPUBチェックが通らないので手動で修正しないとキンドルやその他、個人出版が可能なサイトで販売できなくなっていた。
OpenJDKで動くように修正して、EPUBチェックに通るようにしたり、電書協EPUBのCSSに入れ替えたりしています。
オープンソースソフトウェアというのは労力に見合わないと言われて、開発したあとにそのまま放置されることが多い。なのでモチベーションの維持のために欲しい物リストを公開しています。
AozoraEpub3は出版用のEPUBが作れるのだから、出版社や電子書籍の制作会社が使って、スポンサーが付くかなと思っていたがそうなっていない。AozoraEpub3は市販のEPUB作成機能があるソフトウェアの中でも高機能な方だと思う。
そういうことでGitHubスポンサーに参加してみたけど、特に企業から支援があるわけどもない。
もともとの作者がやり遺していた、文字コード自動判別をやろうかとコードを見ていると文字コードの切り替えが複数箇所で行われているので大掛かりになりそうで躊躇している。今後の方向性があまり思いついていない、電書協のEPUBガイドに沿って機能拡張してもいいかなとは思っている。ただ、機能拡張すると青空文庫の注記を大幅に拡張しないといけないのでよく調べたほうがいいのかもしれない。