本家から大幅に改造した、改造版AozoraEpub3を作っています。
もともとは、できるだけかんたんに縦書きEPUBを作るのにAozoraEpub3が良いと思って書いたのだけど。本家の開発者がいなくなってから、JAVAはOpenJDKと分裂したり、KDPのEPUBチェックが厳格になったり、本家AozoraEpub3をそのまま出版には使えなくなってきました。
「縦書き電子書籍の作り方」で改造版AozoraEpub3の方にリンクを張っているのだけど、本家の方を使う人がいるので説明したいなと考えてはいます。
本を書いていたときとは違って、一太郎にEPUB出力機能がついたり、WORDでKDPを受け付けていたりなど、個人の電子出版は容易になってきている。なので必要あるかと言われればそれほどはないかも。
ただ、以前から使っている人はAozoraEpub3向けの原稿があるので、サポートはしようと思っている。
私が改造したバージョンは電書協ガイドに沿ったEPUBを出力しています。まだ、完全にガイドに沿っていない部分もあったり、青空文庫の注記に必要な機能がついていない場合に機能追加もしています。
私の改造した方のAozoraEpub3は青空文庫形式のテキストと表紙を用意すれば、キンドルやkobo、ブックウォーカーなどで販売できるEPUBを出力できます。
青空文庫形式と言っても、タイトルの書き方も変換時に入力すればいいので、青空文庫の書き方でなくても良い。あったほうが何度も入力しなくていいので楽だけど。
挿絵とキャプション付挿絵に分割した。
以前私が公開したものにIsariさんが機能追加している構文ファイル。多分私のものよりも良いものだと思います。