KDP(電子出版)のメモ 急急如律令

Amazon Kindleダイレクト・パブリッシングでの電子出版や電子書籍の作成販売について、文章やイラストの作成や編集方法について書いています。

kindle出版でWORDってどうなん

 kindle出版でWORDで作ろうという感じのツイートを見たので、感想などを。  WORDでいいならWORDでいいんじゃねとは思う。EPUB作成ソフトを作っているからkindleがどのように変換させているのかを中をのぞいたりしていた人間からするとワード変換にバグはある。epubにもバグあるけど、もっと偏執的なこだわりがある人が見つけるバグという違いはある。kindleの中身は割とepubに近いのではと思っているので、WORDから変換しているのはepubに近いのでは。docxは書き方に自由度が高いのでソフトウェアによって書き方がだいぶ違う、ソフトウェアをまたぐとレイアウトや中身が書き換わることがある。なのでdocxという形式があまり好きじゃない。

ここでEPUBというものがどのソフトによって作られたEPUB化によってだいぶ違う。pagesやindesignのEPUBはkindle出版に使うにはごみなので、それならワードのほうがましだとは思う。  グーグルドキュメントが作るEPUBも横書きにしか対応していない、国内の電子書籍販売サイトでは受け付けていないところが多い。出版社が出しているのはEPUBなんだけど、そのEPUBはpagesやindesignやグーグルドキュメントがつくるEPUBと中身が全く違う。CSS指定せずに縦書きに画像を入れると国内の電子書籍販売サイトだと画面買いに画像が飛び出ることがある。