KDP(電子出版)のメモ 急急如律令

Amazon Kindleダイレクト・パブリッシングでの電子出版や電子書籍の作成販売について、文章やイラストの作成や編集方法について書いています。

「浦沢直樹の漫勉-かわぐちかいじ」で使っている道具を調べた

 漫勉-漫画のできるまでを漫画家に密着する番組。漫勉のシリーズが始まる前に放送されていたものが完全版になって放送されていた。ついでに使っている道具を調べてみる。シナリオは映画の脚本を参考にしているとか。セリフ集や脚本をまず書いてから作っているのが印象的であった。

 

www.nhk.or.jp

 

著作

 沈黙の艦隊

沈黙の艦隊(1) (モーニングコミックス)

沈黙の艦隊(1) (モーニングコミックス)

 

 

ジパング

番組の中ではジパングを描いていた。

 

場所は明治大学の漫画研究会でインタビューし、在学中に機関紙「MORE」を描いていたようだ。

方眼定規

 シャーペン

芯の太さは0.5ミリで、硬さはB。形から見て下のシャープペンシルと思った。ウェブサイトの方も見ると青の方もあった気がする。

 

 

シャーペン ドクターグリップ、 下書き3分

 

シャープ DR.GRIPCL PBG

シャープ DR.GRIPCL PBG

 

 

 

消しゴム

 

トンボ鉛筆 MONO 消しゴム モノPE09 PE-09A

トンボ鉛筆 MONO 消しゴム モノPE09 PE-09A

 

 

 

ペン入れ

 ペン入れはGペンで、ペン軸はわからなかった、持ち手側が細くなく短めであった。

ペン入れしたあとはドライヤーで乾かしていた。

 

 消しゴムカスをはらうブラシなどがあった。

ウチダ 製図用ブラシ 小 1-825-0401

ウチダ 製図用ブラシ 小 1-825-0401

 

 

 

  目の黒い部分を塗るのにペン先が太めのペンで塗っていた。

  

厚塗りの光源設定

 見本を見ながらなら厚塗りを描けるようになってきたので、自分でポーズを考えながら描けるように練習した。問題は質感や光源設定による影とハイライトの表現になる。

下絵

 立ったときに重心の位置が変ではないか、手や足の長さが変でないかをラフのときに確認。元の絵は剣を持ったポーズだったが手を変えたりした。

 

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 肌塗りの練習なので露出度が高くなっている。元の絵から服装も変えたが露出は減っているはず。

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 色塗り

 サクッと光源を右からにして塗った。正面、後光もあるが立体感が出にくい。

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 自分にでは上のような右上からの光源を設定して想像で描いてみた。想像で書くと細部が決まらないのでどうもぼやっとした絵になってしまう。

 最後にハイライトを入れて仕上げ、オリジナルの要素を多くしたわりには頑張ったほうだと思う。目をわざと大きくしてみた。

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 本にあった元の絵を模写すると光源は左上に設定してあった。

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  少し色塗りが上達した気がする。

デジ塗りを極める (肌塗り編)

デジ塗りを極める (肌塗り編)

 

 

HidKeySequenceでシーケンスセットを切り替えてキーの割当を増やす

 HidKeySequenceはキーボードやマウス、コントローラーをプログラマブルキーボードのようにできるソフトウェアです。初歩的な内容は下のページを読んで下さい。ここではテンキーでキーの数が少ないときに、切り替えるキーを設定する方法を書きます。

 

99nyorituryo.hatenablog.com

 

 線画用、色塗り用といったように用途ごとに切り分ける方法。NumLock やCaps Lockのような使い方。

 その他に、shift ctrlのようにあるキーを押している間だけ切り替えることもできる。

 

線画用→色塗り用→線画用とTabキーで切り替える

押下時アクションでともに「シーケンスセットの切り替え」をしている。

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 色塗り側のシーケンスセット

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 2つ作るのが面倒なので、基本機能を引き継いで専用機能だけ書き換える形にしている。ココではTabキーをつかって切り替える設定にしている。

 

 機能を切り替えるで「シーケンスセットの切り替え」と選ぶと使える。

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 シーケンスセットで、切り替えたい側のシーケンスをセットする。優先的な切り替えをチェックしていると。それ以外のシーケンスセットに切り替わるのが防げる。

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プログラムでの自動切り替え時も設定しておく。シーケンスの切り替え時にほかのシーケンスに変わらないように設定する。

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Tabキーを押している間だけシーケンスを切り替える

 Tabキーを押している間だけほかのシーケンスに切り替わる設定について。シフトキーやコントロールキーのような使い方。キーは左下や右下に設定すると使いやすい。

押下時アクション シーケンスの切り替え

開放時アクション 一つ前のシーケンスセットに戻す

押下時アクションは、キーを押し下げたときの動作で、開放時アクションは離したときにどうするか。

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一つ前のシーケンスセットに戻すの設定。

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HidKeySequenceでは、だいぶ前に売られていたWACOMのSmart Scrollと同じようなこともトラックボールでできるようです。

 

LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t

LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t

 

 

厚塗り習得への道

 厚塗りをするときにどのように色を混ぜるかがわからなかったのでわりと間違ったことをしていた。拡大して塗っていると縮小したときにどういった絵になっているのかがわかりづらくて、必要以上に細かく書いているところと手抜きの部分の差が大きい。

 下の本で練習をした。

デジ塗りを極める (肌塗り編)

デジ塗りを極める (肌塗り編)

 

 

 ラフから線画にするが最終的に線画は表示しない。あくまで色を塗るためにガイドにした。

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 色を塗り分けるときに、髪の毛だけ毛先の表現のためにペンツールで細く塗っている。下のレイヤーでクリップすることで、色をぬるときにはみ出しても大丈夫になる。

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 肌を塗るときに光が当たる場所と影になる場所、反射する場所を決める。

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 不気味の谷を超えられるか、ベースカラーを決めて色を伸ばしながら混ぜつつ立体に見えるようにしていく。

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 髪以外を残してぬった、ドレスをシルバーにしたつもりがただ汚れているだけに見えてしまった。

 

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 まだ、おかしいところがいっぱいあるが破綻はしてない気がする。

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  もっと細かく塗ったほうがいいのだろうけれど途中で力尽きた 。厚塗りを本気でするならば、Painterの方が良さそうだが値段が高いからな。

 12日までamazonPainterがセールで3割引きだった。

Corel Painter 2017 [ダウンロード]

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外付けテンキーに定型文を貼り付ける機能を割り当てる

 一太郎の来年に出る機能が紹介されていて、小説書いている人に良さそうだった。でもこれぐらいならば既存のソフトでできるような気がしたので。同じようなことをできるソフトを紹介してみる。

 

  • ふりがな
  • 小説用傍点
  • 小説用ダッシュ
  • 小説用三点リーダ
  • コピー履歴から貼り付け

次の一太郎は上の機能がショートカットからできるようになる。ただ、この機能ができるツールが有るので、紹介してみようと思う。

 

HidKeySequence

HidKeySequenceで外付けテンキーを押すと特定の文字やマクロを実行することができる。他にもいろんなことができるが、ココでは小説での入力に絞って紹介する。

mrv.skr.jp

  配布されているのは圧縮ファイルなので展開して実行する。紹介起動時は客員メッセージが表示される。その後に次の画面が表示される。この画面が出たら、左下のデバイス登録でショートカットを割り当てるキーボードやマウスを登録する。

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 私の場合はテンキーを利用しているが、ブルートゥースなどの無線でも可能で、マウス、やゲームコントローラーも可能だ。登録したいデバイスを押すと表示が変わるだろう。

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登録するキーボードを選択してキーを押すと、Device keysにキーが追加される。全部登録するには全部のキーを順番に押してみよう。

登録してからOKを押すと下の画面が表示される。右側の押下時アクションはキーを押した時。リピート字アクションは押したままにした時。開放時アクションはキーを離したとき。それぞれに対して実行することを設定ができる。

 では、Tabキーを押したときに、三点リーダーである「」を出力する設定をする。押下時アクションの右側の新規をクリックする。

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 そうすと次の画面が表示され、機能から文字列コピーを選択する。ペーストも行うのチェックを入れる。なぜコピーなのかというと、一旦クリップボードにコピーをしてから、貼り付けるという操作を行っている。なので、ctrl+Vで貼り付ける操作ができないソフトウェアでは上手く動かない。OKをクリックする。

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この状態でTabキーをクリックすると三点リーダー「…」が入力される。

それから、右下のOKをクリックすると設定が保存される。

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 また、押し続けて連続して入力したい場合は、下の画面の押下時アクションの追加された項目にカーソルを右クリックしてCopyして、リピート字アクションのところで右クリックしてPasteするといい。

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 同じように入力に手間がかかる文章や、何度も入力が必要なものを割り当てるといいだろう。

togetter.com