Meryというエディタ向けに青空文庫の注記のシンタックスハイライトを作ってみたんだがその時のメモを書いておきます。
aozorahackでのaozora-parserが面白そうでした。ウェブに埋め込めるような。SyntaxHighlighterでもつくろうかと思っている。
青空文庫のハイライトするのに気になったことは、注記が多いのでまとめるとこうなる
外字のハイライト
※[#.+?]
ルビのハイライト
《.+?》
|.+?》
ルビ部分では、漢字の部分もハイライトにするかを考えたが、アルファベットに対してもルビはつけることが可能なので、正規表現が難しいのでおいておく。
注記
[#.+?]
青空文庫注記全般に対するハイライト。見出しも含めてハイライトされるので、
見出しを大きさごとに色分けすると、
[#ここから大見出し]
[#ここで大見出し終わり]
[#(大|同行大|窓大)見出し.+?#(大|同行大|窓大)見出し終わり]
これのほかに中見出し、小見出しもある
青空文庫のテキストでは、
タイトル、著者名と来て、青空文庫の注記に対する説明が入っているのでその色分けを行うかどうか。以下のようにある。
図書カード:『春と修羅』 から
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【テキスト中に現れる記号について】《》:ルビ
(例)蠕虫舞手《アンネリダタンツエーリン》|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)郵便|脚夫《きやくふ》[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数)
(例)※[#「靜のへん+定」、第4水準2-91-94]
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テキストの最後に底本が書かれている。
底本:「宮沢賢治全集1」ちくま文庫、筑摩書房
1986(昭和61)年2月26日第1刷発行
1998(平成10)年5月12日第17刷発行
※底本で注を表す記号として用いられていた「※」は「*」に置き換えました。
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。
入力:柴田卓治
校正:かとうかおり
2000年10月4日公開
2011年5月11日修正
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
この他に、翻訳の底本というのもある。
から
翻訳の底本:Antoine de Saint-Exupery (1943) "Le Petit Prince"
上記の翻訳底本は、著作権が失効しています。なお、挿絵はレイナル&ヒッチコック社刊の初版第1刷(1943)より複製しました。
翻訳者:大久保ゆう
2006年5月3日~10月8日まで aozora blog に連載
2006年10月24日加筆修正
2008年3月5日微修正
2008年3月5日ファイル作成
青空文庫提供ファイル:
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