本を読んだ感想は重力波についての説明や、観測の難しさについて書いてあるかなと期待したのだが。観測に関わる人間の群像劇みたいになってしまった。科学的な内容が読みたければちゃんとした本を読んだほうがいいのだろうね。
重力波は歌う アインシュタイン最後の宿題に挑んだ科学者たち (早川書房)
- 作者: ジャンナレヴィン
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/06/30
- メディア: Kindle版
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原題はブラックホールブルースとなっていた。
ブラックホールが衝突するときの重力は振動を捉える。そもそも信号を音に変換しても可聴音域にならないのなら歌うと言っていいのだろうか。あとで調べるとか超音域になるようでした。
正直内容的に物足りなかったので、割とちゃんと説明してそうな本を探してみました。今度は逆に難しすぎた気もするが入門的位置づけの本なのだろう。それと重力は観測に成功したのが2016年2月だったのでその前にかかれているので、重力波の検出されたことは書かれていない。
ブラックホール・膨張宇宙・重力波 一般相対性理論の100年と展開 (光文社新書)
- 作者: 真貝寿明
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/09/16
- メディア: 新書
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