蛍光灯がなくなるかというとまだまだ無くなりそうにない気がします。
蛍光灯とLEDの比較
Panasonic LED電球 一般電球タイプ 広配光タイプ 6.6W (電球色相当) E26口金 電球40W形相当 485 lm LDA7LGK40W
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2013/06/21
- メディア: ホーム&キッチン
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蛍光灯とLEDを比較するのにamazonで一番売れているLED電球や蛍光灯電球を比べてみようと思う。上のLED電球はワットルーメンは発光効率=73.4 lm/Wのようである。ただ、どうせ比べるなら同じ消費電力で同じ明るさのものを比較してみるべきだろう。
そこでLEDと蛍光灯型電球で同じメーカーで、同じワット相当で比べてみよう。ほぼ値段も同じである。
Panasonic LED電球 一般電球タイプ 広配光タイプ 10.0W (電球色相当) E26口金 電球60W形相当 810 lm LDA10LGK60W
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2013/06/21
- メディア: ホーム&キッチン
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発光効率=81.0 lm/W 1000円 、電球色 色温度:2700K 、演色性:Ra80
昼光色相当 色温度:6700K、演色性: Ra74
参考
LED電球 - Panasonic | LEDダウンライト | ブライトLED照明サイト
Panasonic パルックボールプレミア D15形 電球60形タイプ E17口金 電球色 EFD15EL10E17H2
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2009/10/01
- メディア: ホーム&キッチン
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消費効率=77 lm/W 1054円 演色性:Ra84
参考
http://panasonic.co.jp/es/pesld/products/pdf/catalog_cfl.pdf
このように蛍光灯とLEDとで性能と値段がほぼ同等になってきているが。細かな特性を考えてみると、LEDに不向きなこともある。例えばLEDは熱に弱い、光が拡散しにくい、演色性が低い、ちらつく、発光効率が悪い。
逆にLEDがいい点はすぐ点灯する、水銀を含まない、理論寿命が長い。
数値だけで見ると蛍光灯よりLEDのほうが効率が高く見えるが、一般的に演色性を高めると発光効率が下がるので、演色性を同じにすると効率はLEDのほうが低いと思われる。LEDで光の拡散させるために効率が悪くなっているというのもあるだろう。ちなみに白熱電球はRa100である。
11.2W、810 lm、Ra90
例えば高演色のLEDでは効率はさらに悪化する。
水銀に対する問題
水銀は水俣病が問題になったことから使用が制限されて代替のものができると置き換えるようになっている。蛍光灯には原理的に水銀を使わなければならないので何かと規制されている。
蛍光灯を販売できないのではなく水銀を使う量を制限するだけのようだが、企業が作らなければ、実質的に買えなくなるだろう。
エコ家電の時みたいに頭がおかしい政策を始める可能性はあるだろうなとは思っている。