KDP(電子出版)のメモ 急急如律令

Amazon Kindleダイレクト・パブリッシングでの電子出版や電子書籍の作成販売について、文章やイラストの作成や編集方法について書いています。

安く液晶ペンタブレットを手に入れる方法

液晶ペンタブレット

 液タブとは、液晶タブレットではなく、液晶ペンタブレットの略です。ペンでマウスのように液晶画面を直接操作することができるデバイスです。絵を書く人がよく使うけどCAD設計者も使っていたり、医療や教育用にも使われている。

 まあ、私が実際に買ったときに気になったことも書いておく。購入したときの問題は大きくて配置を考える必要があった。それとセカンドディスプレーの使い方がわかっていないため、今のところ場所をとっていて少し邪魔なところもある。今まで板タブを使っていたので使い勝手がぜんぜん違いとまどうこともある。液晶視野角が広いのを選ばないと近くで見るので厳しそうだとは思うね。絵を描くのって色んな角度で使うからでっかいのを選ぶと机の場所をとるのよね部屋のどこに置くかを考えて選ぶことをおすすめする。

 

 普通にwacom液晶ペンタブレットを買おうとすれば10万から30万という価格になってしまってちょっとお高い。ちょっと試してみたいなと思って手を出せるような価格ではないな。13インチから27インチまでよりとりどりの液晶タブレットがある。17とか19インチがあったほうが嬉しいけど。

 

   

 

 一体型

  液晶ペンタブレットでは、PCとペンタブレット機能が一体になったタイプの機種がある。ノートパソコンのようにキーボードがついたものとないものとがある。ノートパソコンのように折りたたむタイプはペンを当てると画面が反って筆圧をかけられない場合がある。タブレットタイプのほうが、絵は描きやすいだろう。

 

予算毎に製品を選ぶ

 液タブといえばwacomの独壇場であったが、マイクロソフトがn-trig買収してから、surface proシリーズでn-trig採用されたり、vaio z canvasがn-trigを使ってたりと、wacom以外の製品が広がりそうな雰囲気で比較することができるようになった。最近ではiPad Proにペンの機能がついている。

 ペンに電池やコードがない電磁誘導方式は特許の関係でwacomしかなかったが特許が切れるとまた変わってくるだろう。最近のペンは用途ごとの調整で違いがあっても筆圧の性能はあまりかわらないようになってきている。

 格安で液晶ペンタブレットを手に入れる方法はないかと調べていると、医療用ペンタブレットが目に入ってきました。以前はdtf-720が人気でしたが、最新のドライバに対応していないのが玉に瑕で他のもあったりします。中古のcintiqもいいのかもしれないよね。中古液タブで安そうなのを調べていきます。

  その他に中国製の格安液タブが話題になっている。HUIONやyiinovaがAmazonのレビューでも多くある。筆圧の機能が要らなければ、タブレット端末にスタイラスペンで絵を描く方法もある。

wacom液晶ペンタブレットのシリーズを調べてみる

 ウィンドウズ10に対応していて、なおかつあまり古すぎない製品で、激安とは言わないまでもそんなに値段が高くないものを調べてみます。OSの対応状況から。これはPCが別に必要になっている。

Wacom|ワコム製品OS対応状況

 dtu、dti、dtf、dtk、dtzシリーズが中古でよく流れています。それそれのシリーズ名にwacomヤフオクで検索すると中古の商品がいっぱい出てくる。ドライバやマニュアルの配布場所が同じなので同じように作られていると思う。

Wacom|ドライバダウンロード

Wacom|マニュアルダウンロード

 

 初めて液タブを使う場合どんなものか試してみるならば、5千円から2万円までの値段で選んで慣れてからもっと高いのを選んでみるのもありかも。

5千円から2万円まで

  DTF-720の中古がヤフオクで5000円ぐらいから、高くても1万円ぐらい。古くてもwacomなので、絵を描くにはかける。今どき1280×1024という解像度はありえないくらい低く、CCFLというLEDの前のバックライトなので、突然色がおかしくなってバックライトが壊れるというようなことは考えておいたほうがいい。画面下部が熱くなりやすいので夏に使うのはしんどいだろう。1万円以下で液タブが買えるならまあ目をつぶってもいいかもしれない。

 DTF-720の対応OSはwindows8までなので、いまのところは問題になることはないかな。付属のペンだとon荷重30g。

取扱説明書

https://tablet.wacom.co.jp/download/dtf-720m1003.pdf

ワコム DTF?720/HOSPITAL

ワコム DTF?720/HOSPITAL

 

DTU-1931

DTU-1931もヤフオクだと1万ちょいぐらいからある。なにげにwindows10まで対応しているので、壊れてなければ動作がしないということはないでしょう。 

取扱説明書

https://tablet.wacom.co.jp/download/dtu-1931c0911.pdf

ドライバ

Wacom|ドライバダウンロード

 ペンや、ACアダプタがないのがあるけど対応表から、合うペンを探せば使うことは可能になっている。下で紹介するペンのUP-911E-02DDも使うことができる。このペンを使うとon荷重20gになる。

l06431.exblog.jp

 これらの液タブがcintiqと違う決定的なところはファンクションキーがないから、ワコムのドライバをファンクションキーで操作ができない。

 DTUシリーズのペンはUPから、DTFシリーズのペンはFPから始まります。ヤフオクなどで、「up wacom」「fp wacom」と検索すると見つかることがある。

 DTK-2241がまれにヤフオクで安く売られていることがある。

DTK-2241 |ペンタブレット・電子サインのWacom(ワコム)

3万から10万まで

 dtz-2100が中古で流れていることがある。ただし、windows7までしかドライバがないので正直微妙かも。64ビット環境で使えなければ、あんまりメモリ積めない感じが。

たまにヤフオクで Cintiq21UX DTK-2100というDTZ-2100Aがあって紛らわしいが、windows10まで対応しているようです。

 Surface Pro 2がwacomの液タブが使われていて、Surface Pro 3ではn-trigになっている。そのSurface Pro 2がcintiqで使われていたUP-911Eというペンが使えて、絵を書くのに使いやすいそうだった。

 

Wacom グリップペン UP-911E-02DD

Wacom グリップペン UP-911E-02DD

 

 

 

wacom以外の液晶ペンタブレット

液晶ペンタブレットを作っているのはwacom以外にもあり値段的に安いのから高いのまである。評判の良くないものから良い物まである。ソフトウェアが対応していなくて自分で設定しなくてはいけないものまであって選ぶのは難しい。

 

 surface pro2の時はwacomのペンを使っていたが、surface pro3からn-trigのペンを使うようになっている。 surface pro3が出てすぐの時はsurface pro2が安売りされていたけれど何故か逆に今は値上げりしている。こういうタイプの問題は筆圧が高いとディスプレーがたわむ場合がある。

 

 

 

中国メーカー

Yiynovaというのが液晶ペンタブレットを出しているようだけどあまり聞いたことがない。けどアマゾンのレビューは高いようだ、wacomの対抗馬になって価格が下がればいいなと思っています。

 

 

 

HUIONというのもあるそうですがよく知らない。HUIONのレビューを書いている人がいます。

 

中華ペンタブメーカHUIONの液タブGT-220/GT-190/GT-185HD | OSAKANA TAROのメモ帳

 

www.clrmemory.com

 

 

  最近はこの液タブを買っていく人が多い。3万円という手頃な値段が理由なのでしょう。 

 

 タブレット

iPad Pro Wi-Fiモデル 128GB ML0R2J/A ゴールド(iOS)

iPad Pro Wi-Fiモデル 128GB ML0R2J/A ゴールド(iOS)

 

 

 ipad proがペンが付いて使える。それ以前にもwacomipad向けにペンを出していたりもする。ただ、iPadで使えるソフトウェアが実用に耐えられるのかという問題がある。メディバンペイントというのがあるそうなので使えるかもしれない。

すべてのデバイスがキャンバスに世界最高峰のイラスト・マンガ制作ツール | 完全無料マンガ制作ソフトメディバンペイントのポータルサイト

 

 

www.gizmodo.jp

ディスクスタイラスペン

  iPadなどにペンで絵をかけるスタイラスペンがある。さっきちょに円盤がついていてペンを傾けても認識しやすくなっていて描きやすいようだ。

 

www.youtube.com

液タブの機能

 フラットサーフェースが特に絵を書きやすいと言われています。フラットサーフェースとは液晶の表示部分だけじゃなくて縁の部分まで段差がなく平らになっていて段差がないので手を滑らせやすい。

 

タッチ機能の有り無し

 タッチ機能があると操作がしやすい場合もある。左手デバイスがあるとなくてもいいんじゃないかと思うことがある。

 液晶タブレットセカンドディスプレーの使い方

www.youtube.com

 動画では、操作画面をスイッチで切り替える方法についてが解説してある。液晶ペンタブレットでは、液晶画面と操作する画面とを切り替えることができる。その名前を「マッピング画面の切替」というようです。そのスイッチが、ペンもしくは本体のファンクションキーで切り替えることができる。

 液晶ペンタブレットを使った感想は、あんまり思ったとおりには絵をかけない。ただ、画面を見ながらかけるので時間はだいぶ短くなる。本を見ながら描くということをすると、だんだん歪んでいきました。例えば、細くなったり太くなったり、板で使っていた時もあったので、そんなに内容としては変わらない。それでも、便利さから言うと便利で早く描けるようにはなった。

 絵を紙に描くのはあまりやっていなかったが、紙に書くのに近いと感じている。


www.itmedia.co.jp