漫画が描かれる現場にカメラを入れて撮影する番組をやっていて、今回はさいとう・たかを。このシリーズ続きは来年らしいので、それまでだいぶ飽きそうです。通して思ったことは人によってやり方がぜんぜん違う。
さいとうたかお
さいとう・プロダクションという、プロダクションという形になっていた会社のような形態に見えた。それ以前の三者はどうも個人事業主という感じがしていろいろな形態があるんだろうな。
「お金を払っただけの価値が無いとその職業は衰退する」というぐさっと来るような一言が印象的ではある。 眉毛を書くのにマジックインキを使っていたんだけど、初めて聞いたような描き方。漫画はGぺんを使うものなんだろうなとなんとなく思っていたが。
Gペンどころかつけペンすら使っていなかったのが印象的でした。その代わりいろいろん太さのペンをいくつも持ち替えて、
滑り止め手袋
指紋がなくなってきたので滑り止めの手袋を使っているようです。
鉛筆の芯だけのペン
芯が太めのシャープペンか、鉛筆の芯が出てくるタイプの黒いやつでした。
http://www.kitaboshi.co.jp/home/otonanoenpitu-irodori.html
だいたいほとんどのペンにグリップを巻きつけていたので、ペンの種類を調べるが難しくなっていた。したのではなくもう少し薄い感じのを使っていたが何かがわからない。
あたりはあるが下書きがなく即ペン入れという描き方で、
マジックペン、フェルトペン、ミリペンなどを使い分けて書いていた。
ミスノンで修正したのをタバコで乾かしていたがまじかよと思った。
色を塗るのに日本画の筆と水彩絵の具を使っていて、絵の奥が深いよな。
中一弥の挿絵からヒントに漫画の描いていた。日本画の「一本の線で質感を出す」
脚本を書く人が別にいて、その脚本からネームを作る、数字で人物を表すように分業体制ができている。アナログだけれどかなり効率的な作業をされている感じがした。
この漫勉を見る前に、漫画の描き方について調べはしたんだけれども。ぜんぜん違うやり方が出てくるので困惑している。