KDP(電子出版)のメモ 急急如律令

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「宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する」を読んでみた

 

宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する

 

 現代技術提供系のなろう小説を幾つか読んでみたのだたが、わりと真面目に作っているかなと思っていた、なんとなく。日本の食べ物を食べたら強くなるとかいう設定を見てからファンタンジーに突っ込んでいったのかと思えば。だんだん話の方向性が見えなくなってきた。ただ、現代技術で発展させて戦争したらどのようになるのかなという感覚はある。なんとなくどういう方向性に持っていくのかが読めなくなってきたので、面白いところはどこだろうなと思ってた。

 話の流れは、ロトで40億当たってので、逃げるように田舎の一軒家にいったら異世界への入口があった。でも行った先には飢餓にあえぐ人がいて、日本から食い物を持っていく。そこでは豊穣の神扱いされてしまい・・・・。

 例えば技術発展していっても戦争するならば発展すれば戦争が悲惨になるだけのように思えるので。他を圧倒する大国を作り上げて強くするのか経済的に圧倒するのか目的が見えなくなっている。それに戦争の動機が不明な気がする。

人口増えた、仕事がない、徴兵、戦争。

気候変動、飢餓、大移動的な戦争。

という感じであれば、大規模な戦争に発展しそうだけど。戦争の方向性が見えず、なんかもやもや。

 始めの頃は飢餓にあえぐ村を救う話だったのがだんだん、自立してから大きい街で食糧増産って感じだったのに。戦争になりそうってなれば兵器開発をしだす。戦争の終局点が見えないので、ただ強くするならいっそ火薬作って鉄砲作ってむちゃくちゃ強い国にするのかなって思ったり。

 わりと真面目に科学史的な考えで進めようとしているが表面をなぞっている感じが否めない。

 

 話のキーとなるビー玉

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