私はEPUB作成ソフトを作っているのだけど、グーグルで検索した結果で見つかるソフトはどのようなものがあるのかを調べてみた。
1番目
sigil、ibookauthor、kindlegen、インデザイン
sigilは使うこともあるが、まともなEPUBはかなりの熟練者じゃないと作れない。EPUB編集ソフトであって作成ソフトではないという認識です。作れなくはないのだけど、テキストエディタでホームページを作っている感じがする。しかも勝手にファイルを消したりファイルを作ったりするので混乱する。
iBooks Authorは廃盤ソフトです、今後アップデートされないことが決定されています。ちなみに、アップル以外では正常に表示できないEPUBしか作れません。
kindlegenは配布が終了しています、そのために見つけることは困難です。キンドルプレビュワーに同梱されているので、使っている。だけどEPUBをキンドルで表示するファイルに変換するツールです。
インデザインはまともなEPUBが作れません。なので使っている人はあまりいません。今後に期待しましょう。
2番目
角川epubベースのepubを作るのでいいのではないでょうか。
3番目
でんでんコンバーター、ロマンサー、暇つぶし雑記帳、一太郎2015、その他
でんでんコンバータは簡単なスタイルシートしかないのを除けばいいと思う。ロマンサーは容量制限があるので漫画には向かないかな。「暇つぶし雑記帳」ファイルサイズが大きいEPUBを作ろうとすると、コマンドラインで動くツールを使う必要がある。一太郎は毎年新しくなるので、買い換える必要がある。必ずしもどこでも動くEPUBを出力するとは限らない。
4番目
Pages+Sigil
pagesはアップル向けに最適化されているので、ほかのビュワーではまともに動かないEPUBを作ります。それをSigilで無理やり治すのだけど、その結果もまともじゃない。
電子書籍販売サイトがこのソフトウェアを使って作ってくれと書いてあるサイトが有る。その説明を見るのが一番いいと思っている。
私が作成に関わっている。AozoraEpub3とFixedEpub3JSも自分がいいと思ったように作っているのでいいのではないかと思う。ちなみにどちらも電書教EPUBに対応している。電書教EPUBというのは出版社と同じような作り方のEPUBということである。