以前にガラスの仮面の電子書籍が販売停止されたときに、残念がっていた人がいたが。私は自分のプロダクション名義で出すのかなと予想していたが、そうなった。 電子化するときに出版社側はとにかく過去の本も含めて一括して電子化しようとしていたのは、個人で出版されるのを避ける目的があったのだろう。上はプロダクションベルスタジオで、下が白泉社が出版社になっている。
この出版社名の違いは何なのだろうか。電子書籍におけるロイヤリティー問題がある。出版社は、ロイヤリティーの設定を紙の本で比べると8%以下に設定していることが多い。ただ、電子書籍の販売している、kobo、キンドル、eBookJapanほかでも、30%以上70%未満のところが多くて、4倍から9倍みたいな感じの収益になることがある。そうしたときに、出版社に任せたままなのか、自分でやるのかが疑問になるところである。
速報❣11月22日午前0時より、『ガラスの仮面』の電子書籍が配信! pic.twitter.com/uIlHjC8kIB
— 美内すずえ (@miuchibell) November 21, 2018
データを作るのにカネがかかるのだろうとか、色んな所で販売するのに金がかかるというような問題は尽きないが。いっぱい売れている人ならば人を雇ってもそれだけでスケールメリット的に採算が合うのでなかろうか。
権利の主体がどこにあるのか。
ここでもコメントしたけど、表紙デザインの権利のためか、表紙が変わることになる。フォントやロゴも変わり、吹き出しの文字の打ち方も変わるだろう。
表紙を比べてみると違いがわかりやすいかも。