KDP(電子出版)のメモ 急急如律令

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レコーディングスタジオで使われているヘッドホンの音をエミュレート

自分の持っているイヤホンを違うイヤホンの音にできれば面白いかなと思ってやってみた。

レコーディングスタジオの映像を見るたびに、SONYのMDR-CD900STが写っていることがある。どんな音なのかが気になったので特性データを見てみた。

github.com

ハーマンカーブに近いけどやや低音が下がっている感じがする。

autoeqの補正データを反転

Sony MDR-CD900ST ParametricEQ.txtを15bandPEQからimportしてからinverseで反転させる。

MDR-CD900ST inverse
autoeqの補正データを反転すると、手持ちのイヤホンやヘッドホンを任意のイヤホンやヘッドホンの音に近づけれる。

ヘッドホンの音をエミュレート

MDR-CD900STの特性に近づけると、低音が下がっているので聞き疲れがしにくい音。ただ、それ以外はハーマンカーブより音がぼやけた感じがする。ただ人の声だけは明瞭に聞こえる。

ここでしたヘッドホンの音をエミュレートは実際のヘッドホンの音に近いかどうかは、実物と比べてみないとわからない。

補正の手順

まず、手持ちのイヤホンをautoeqで補正、ターゲットのヘッドホンの補正データを反転して加える。

peq-inverter PEQ設定を反転するhtmlとjsのプログラム

使い方 AutoEqのParametricEqの反転させる。 ParametricEQ.txtのファイルを「ファイル選択」で読み込み「反転設定を保存」でダウンロードされる。

kyukyunyorituryo.github.io

autoeqで補正は過去記事から

99nyorituryo.hatenablog.com