個人の電子書籍出版向けにブラウザで動くEPUB作成サイトを公開しています。もとがデジタルコミック協議会のEPUBを参考にしていて。電書協 EPUB 3 制作ガイドを見ていると、新しいものに書き換わっていたのでそこを修正したいなと思う。
個人に限定していたので、出版社名などが入れてなかった。それを入れれるようにして、出版社でも使えるようにしようかと。最近は電子専門の出版社が入り乱れているので個人に限定する意味があまり感じなくなって。ただ、バグへの対応は時間がかかるだろうし、サポートはなんか大変そうだし責任を制限したい。「瑕疵担保責任を含め一切の保証ないし補償責任を負わない」と言っとかないとね。そうしないと怖くて使っていいと言えない。
画像の読み込みに時間がかかるのをもっとマシな方法がないかと検討したい。目次は画像を確認しながら文字を入力ができれば簡単になるかも。画像を読み込まずEPUB出力する直前に読み込めばもう少し処理が軽くなるかな。
以前との変更点を列挙するとこう、ちょっと古くなっていたのを新しくしようと思っている。
- Bootstrap3から4に変更
- 使用しているライブラリを更新
- DOMからEJSに変更
- タイトルや著者、出版社名にカタカナを追加
- デジタルコミック協議会EPUBから電書協 EPUB 3 制作ガイド ver.1.1.3に変更
- toc.ncxの削除
開発中のベータ版の動作画面、一応EPUBは作れるときもあるが修正しまくるので、動かない時間があるので注意。また、バグチェックが済んでいないので出版に使うのはまだやめておいたほうがいいだろう。使ってみてこういう機能があればいい等意見は、ベータ版のときのほうが修正しやすいかも。
旧iBooks、現Apple Booksの対応するのに、次のコードを入れよとアセットガイドに書いてある。キンドル用にパネルビューの設定は追加しているので、これも追加したほうがいいのかが気になっている。
prefix="ibooks: http://vocabulary.itunes.apple.com/rdf/ibooks/vocabulary-extensions-1.0/"
<meta property="ibooks:version">1.1.2</meta>
Google Playブックスは未だに、「META-INF/com.apple.ibooks.display-options.xml ファイルを含める」と書かれているのが謎である。10年ぐらい前の古臭い書き方に対応したくないので、Google Playブックスに対応予定はありません。
Node.js版をMITライセンスで公開しているのだけど、正直使いにくいのでバグが有っても放置している感じです。使っている人も見かけないので。コマンドラインから一括して漫画のEPUBを作るのにはいいかも。できるEPUBはデジタルコミック協議会EPUBですね。