バージョン管理の重要性
誤字訂正や内容追加したり、レイアウトの修正、表紙の切り替えなどを繰り返していると。はじめに出した版でどんな状態であったかがわからなくなってしまう。書いている人間としては間違ってたのを直したのだから最新版があればいいように思ってしまう。けれど、だれがどの版を読んでいるかというのを知らなければ何処をどのように修正したというのを記録として取っておかないと。誤字の報告や表示に問題があると報告されても、対応済みなのか未対応なのか、不具合なのかビューワーの問題なのかすらもわかりにくい。
バージョン管理ソフト
バージョン管理で有名なのはgitだけど、本なので公開するわけでもないので、ローカルファイルに対して変更履歴と、変更箇所の差分情報を勝手にやってくれるソフトを使おうと思います。
TortoiseHgというのをインストールしました。
使っていて差分を取ろうとするとKdiff3でエラーメッセージが出たのでkdiff3の日本語版をインストールしました。
kdiff3
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_kdiff3/
バージョン管理するフォルダーを指定
[ファイル]-[リポジトリを作成]でバージョン管理したいファイルが入っているフォルダーを指定し、リポジトリを作成し作業領域をダブルクリック。
フォルダー内のファイルがピンク色で表示されるので、管理したいファイルの左側のチェックボックスを入れてから。親リビジョンと書いているところに説明を入力してからコミットボタンを押すことによって管理したいファイルを登録することができる。
変更履歴の確認
また、管理しているファイルを変更すると、リポジトリをダブルクリックすることにより、kdiff3が起動し差分を表示することができる。
変更を履歴として残すには、[表示]-[コミット]またはアイコンの☑のアイコンをクリックすることで、親リビジョンの説明を書いてから、コミットすることで保存できる。
参考
http://aoitaku.xrea.jp/logue/2011/12/06/using_mercurial_for_creation/