GitHubで小説を管理するのが話題になっていたのでちょっと書いてみる。ソフトウェアを使ったほうが楽だけど、インストールしたり設定したりが面倒である。GitHubはウェブページ上からも編集できるのでアカウントさえ作っていたらブラウザだけで使える。ブラウザでの操作に限定して書いてみました。GitHubプライベートリポジトリが一部無料になったので、バックアップにもいいと思う。
小説として使う場合には、1MB制限がありブラウザから直接編集できなくなる。その場合は、クローンして編集してから、コミットして、プッシュするという工程が必要になる。これでは意味が分からないだろうから、ファイルをダウンロードして編集してからアップロードする感じ。
ただ、1MBは数十万から50万文字ぐらいなので、分けて作業すれば問題がないかも。
GitHubのアカウントの作成
GitHubのページはログイン画面とアカウントの作成画面が一緒になっている。ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力してサインアップをクリックすればアカウントが作成される。
その後、無料か有料かを選択するがとりあえず無料で試してみよう。メールアドレスは初期設定では公開されるので、公開しない場合は非公開に設定しておくといい。
ブラウザ上で操作する理由。
メールはWebメールよりメールソフトを使うほうが使いやすい。ただし、メールソフトは初期設定が面倒であったりする。それと同じようにgitもGitHubのページから使うよりgitのソフトウェアを使ったほうが使いやすい。ソフトウェアの初期の設定が初心者には何かと面倒である。
WebメールのようにGitHubのページから使い始めて、なれてきたら専用のソフトを使うほうが心理的障壁がないと思う。
repositoryを作ることから始める。
GitHubにログインするとNew Repositoryという画面があるのでそこをクリックすることで、新しくリポジトリを作る。
repositoryとは倉庫という意味らしい。ただ、フォルダーみたいなものだと思えばいいのでは。
New repositryをクリックして作り始める。そうすると次の画面が出る。Repository nameは半角英数が無難。Descriptionは説明。Initialize this repository with a READMEはチェックしたほうがいい。publicは公開、privateは非公開になる。最近になってprivateも無料で作れるようになった。
README.mdははじめは作っていたほうが無難だと思う。そうしないと、git cloneのコマンドが表示されるのではじめての人は面食らうだろうし。
ログイン画面からは
Create new fileをクリックすると、/ファイル名.拡張子を入れることで、テキスト形式のファイルを編集できる。
upload filesにすると任意のファイルを追加することができる。commit changeにコミット名と内容を記述する。追加したファイルの内容だったり、変更点の箇所だったりを記述する。
記述したコミットはcommitをクリックすると一覧としてみることができる。
個別に開いていくと、変更点を比較してみることができる。
書いていないこと
コンフリクト、ブランチ、マージ、プルリクエストなど、便利機能があるのだが一気に説明は難しそう。
GitHubの本を読んだりしていたのだけど、CUIでキーボードで操作する本が多い。GUIの本
GitHub実践入門 ~Pull Requestによる開発の変革 (WEB+DB PRESS plus)
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