KDP(電子出版)のメモ 急急如律令

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kritaの使いかた  10 合成モードで色塗り2 ハイライト

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ハイライト-光の反射を表現する。

 人間が色を認識するの

 

は、物体にあたった光を認識ているからで。物体の色というのはその反射する波長によって変わる。ハイライト部分で白っぽくなっているところをいうつまり入射した光のほとんどが反射している。

 

 グレー画法で影の部分を描いてハイライトで光の部分を書いてひとつの絵にする。なんでそういうことをするかというと、グレー画法だけでも表すことはできるが、光の反射を表そうとしても白っぽくなっている部分が表せないので全体的に暗い絵になってしまう。

 最近のイラストの特徴として発光レイヤーを入れることがある。そこで明るい色というのが白くなるが、白以外の色も合わせて、照明みたいに色が付いている光も表現する。

 

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適当に目の絵を書きまして、そこにハイライトを加えることで目の球体を表現する。

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合成した状態ではみにくいので、黒の背景にして描いた部分だけを白で表してみました。

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kritaでハイライト部分の合成モードは、[相対明色]-[スクリーン]か[覆い焼きリニア]

 ところで、グレー画法でいきなり影なんて書けないという人もいるだろうが、簡単に言うと写真をグレーに変換して黒いところを見ればいい。そうすると、どこが白いか黒いかそうでないかがわかりやすい。

kritaで白黒にするには、[フィルタ]-[調整]-[脱色]

脱色方式にいろいろあるが、気に入ったのを選べばいいのでは。

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絵の本だと影が見やすいように白黒にしてあるものも多い。

 

表情カタログ おとな編

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 参考

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