KDP(電子出版)のメモ 急急如律令

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kindleのUSBが不調なので修理してみた

 MicroUSBの端子部分が机から落としたときに変形したのか、刺しても充電されない事が起きていて。端子部分をぐにゃっと力を入れたりすると、充電が開始されるので使えないことはない。すべてのケーブルが使えるわけではないので不便ではある。

 こういうのは修理に出したり保証をつけてたりしたらいいし、新しいのを買えばいいのだけど、面白そうなので修理してみた。タブレット端末はリチウムイオン電池が使われていて危険なので真似しないでください。

 コネクタを交換しようと思った。コネクタは売っているのだが、どのタイプの端子かは開けてみないとわからなかったりする。

 ただ、ねじがあって外せばコネクタがある基盤までたどり着けるかというとそうではない。

 こういうスマホタブレット修理用のキットが必要である。傷をつけてもいいのならば乱暴な方法でもできるだろう。注意として、本体を開けると電池が爆発する可能性があり危険です。どうせリチウムポリマなので爆発まではしないだろうが。開けてすぐに電池のケーブルを外すのだけど。

 

OPPSK スマホ iPhone分解修理ツールキット21in1

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 そうそして開けてみたのだが、端子が外れず、ハンダするために基盤を取り外すことが難しいようだ。半田ごてを当ててみたのだが、基盤についているハンダが溶けなかった。どうも半田ごての温度が足りない気がしている。そして用意していた端子も形状が少し違っていた。

 MicroUSBの修理している動画で、端子を交換せずに固定部分を叩いて端子の保持力を高めていたのがあり。それを行うと通電するようになった。

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kindle fire 解体


  もともとのキンドルの症状を詳しく書くと、 USBに挿して充電しているのにどんどんバッテリーが減っていく症状があった。

 USBの端子の電圧を図ってみると4.8Vぐらいに充電中は電圧が降下していた。ケーブル部分の抵抗が大きくて電圧降下している可能性もある。

 このタブレットはUSBホスト機能があり、キーボードやマウスに給電できる。だから、5Vより低い電圧をつなげると逆流するのだろう。

  基盤についている、microusbコネクタは半田で溶接されている。だから半田ごてかヒートガンで、ハンダを溶かしてから外す必要がある。