日本の産業遺産がどこにあるかについて書かれている。 工学的な歴史の遺物について網羅的に調べようと思って読んでみた。ただ、原理的な説明が少なくて、写真はあるけどなんか物足りなかった。用語がいっぱい乗っていたのでその言葉を基に調べるといいのかも。
風・水車 原動機 工作機械 電力 電気・通信 応用化学・醸造 精密・産業機械 (日本の産業遺産300選)
- 作者: 金子六郎,内田星美,前田清志,産業考古学会
- 出版社/メーカー: 同文舘出版
- 発売日: 1994/02
- メディア: 単行本
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どうも電気史的な読み物で、動力源として水力、火力、原子力、その他を習ってはいたが、昔はどういう機械だったのかが知らなかった。
水車等を見ると国内では江戸期以降になるが、日本以外では、西暦600年以降から始まっている。明治期以降には直接間接的に伝わっている。江戸期以前はどうだったのかがわからない。
日本の水車だけにしかないものとして螺旋水車を挙げていた。
原動機
小野田セメント工場用の蒸気機関として、大阪砲兵工廠で蒸気機関が製作された。
単筒型蒸気機関
焼玉エンジン
ガス機関
世界最古のディーゼルエンジン ドイツMAN社製
小型石油機関 Z式石油発動機 ノボー灯油発動機 アンドロー式竪型揮発油発動機
石油エンジン
蒸気タービン
工作機械
立削盤
鍛鉄製足踏み式旋盤
菊花御紋章付平削盤
普通旋盤
S形旋盤
数値制御ジグ中ぐり盤
OS型普通旋盤
平削盤
形削盤
スチームハンマー
電力
ペルトン水車
スタンレー型直流発電機
回転変流器
誘導発電機
水銀整流器
エジソン式直流発電機
電気・通信
真空管式コンピュータ
浜松高工式テレビジョン
アイコノスコープ(撮像管)
コヒーラー検波器
無装荷ケーブル
NE式写真電送装置
ブレゲ指字電信機
島津感応起電機
カラーテレビカメラ
ダブルボタンマイクロホン
電池
TYK無線電話
応用科学・醸造
カザレー法アンモニア合成塔
圧力反応窯
耐火煉瓦
ガラス
徳利窯
登窯
ベンゼン精留塔
碍子
酸素工業
セルロイド工業
塗料製造