KDP(電子出版)のメモ 急急如律令

Amazon Kindleダイレクト・パブリッシングでの電子出版や電子書籍の作成販売について、文章やイラストの作成や編集方法について書いています。

ペンタブの自作替芯作成手順

ペンタブと替芯

 wacomのペンタブにはペン先に芯がついて消耗する部品になっております。そのために、交換のために芯が付属している。本体裏のカバーの裏や、ペン立てについています。付属のペンが書き味が合わない人もいて、交換するための替芯もアマゾンで買えます。けれど、自分で作っちゃうというような人もいます。その替芯の作る手順を価格などもまとめて使い勝手も書いていきます。

 普段使っているのは竹ひご芯で色塗りなどのもう少し滑ってほしいなと思うときは、プラ芯を使って更に滑ってほしい時は標準芯をつかう。細かく描きたいときは綿棒心を使っています。一時期金属の鉄芯とアルミ芯を使ってみたのだけれど、どうも本体に傷が入るようで、カバーを付けてやるのが面倒になってきたのでまり使っておりません。標準で付いている芯の代用というよりも使いやすいから作っているだけです。

 

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 まず、芯の材料ごとの替芯作成するために、標準で付いている芯のサイズを測る

  • 太さ1.8mm  部分的に細さが変わります。
  • 長さ27mm   好みによって変えてもいい。

 このような感じで、触ってみるとわかるけれど書くほうが太くなっていて、指すほうが少し細くなっているのがわかる。そのために、削らないといけない場合もある。

 材料

 

竹ヒゴ φ1.8×360mm(10本入)

竹ヒゴ φ1.8×360mm(10本入)

 

 綿棒、ランチピックスを材料として使っています。どちらも百円ですが、数的には綿棒のほうが多いので安くなっています。こんだけあったら一生分の量になるだろうと思います。

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 アルミ芯で1.8mmのあるミシンがなかったので、2mmを削って1.8mmにしました。正直1つ作れば壊れないのでそれ以上作る必要性を感じない。

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キーピックをセンタの方から切るとぐらついたので奥の太い方をとってみた。

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また綿棒の先をつけたままやってみると面白そうだなと思ったので試してみました。

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加工

金属以外の、竹ひご芯、綿棒芯、プラ芯は爪切りできるのが一番簡単だろうと思う。

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注意:替芯を作って使ってペンタブや液タブが壊れたとしても事故責任にてよろしく。

 

 

竹ひご芯

ホームセンター等で売っている竹ひごを元に作った芯。

製作工程

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硬さがちょうどいいので削りやすく一番加工が楽である。太さが1.8mmの竹ひご芯を買う、爪切りでサイズを合わせて切り、先端を丸くする。差し込む方の太さを少し細くする。回転させながら削るとまんべんなく削れる。

コスト

90cm、11本入りで、300円、一本につき32本作れる。たまに節がある物がある使うことはできる。300円で330本は作れるだろうと思う。

描き心地

描き味は紙にシャーペンで書いたような感じで、標準の芯より引っかかってくれるので、思ったところで止まりやすい。

 

ベビー用綿棒

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 ダイソーにあるベビー用綿棒、くまの絵が書いてあるピンク色のやつです。サイズ的にピッタリで切るだけで使えるのでお手軽。差し込み部分を少し削ったほうが差し込みやすくなる。

製作工程

 太さが丁度なので爪切りで長さを合わせてカットするとハマります。ただし、切り口が太くなってしまうので、爪を研ぐ部分で整形をするとはまりやすくなります。

コスト

100円均一で200本入りで2本取れるので、400本。

描き心地

 描き心地は紙に鉛筆で書いているような感じです。紙軸なので紙に書いている感じは当たり前かもしれません。

 プラスチックの爪楊枝

 柔らかいので加工が楽である。ただしさいずはまちまちなので、合うサイズを探すのが難しい。

 

製作工程

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 先の部分を着るとやはりぐらつきます。芯の部分が少し楕円になっているので、その楕円の部分をカットする必要がある。爪切りで削ればいいと思う、削り過ぎるとグラつくようになる。

コスト

100円で25本入っていて、25本作れるので一本4円ほど。ここで紹介したのはポリエチレンでしたが、ABS樹脂など他の材料のものもよくあります。

描き心地

書いた感じは標準に入っていたのと似ている、よく磨り減るような感じである。

 

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